エンゼルケアについて~ ヒュー・メックスが思うこと~


詰め物編


 弊社では、詰め物はとても重要なケアだと考えます。 昨今では、詰め物が「必要」・「不必要」との様々な見解がございます。
体液漏出があるご遺体・ないご遺体、それは様々な疾患でお亡くなりになられた故人に おいて、また、色々な環境での安置を考慮した場合、絶対的な予測は難しいと思います。
故人の尊厳を守り、ご家族の悲嘆を少しでも軽減すること、そしてご家族、従事者すべての方への感染予防を考えますと、詰め物を行うことには大きな役割があると考えます。
また、死後変化とともに起こる「ご遺体からの臭い」も、詰め物を行っている場合とそうでない場合では、臭気の強弱が違うことを納棺師の方から伺っております。
弊社は、先人が行ってきた詰め物には重要な意味があり、大切な最後のケアであると考えます。

エンゼルメイク編


 弊社では、エンゼルメイクを行う上で最も大切なことは「その人らしさ」を重視したメイクを行うことだと考えております。
可能な限りご家族の方と相談をしながらメイクをして頂きたいと思います。
例えば、男性へのメイクですが、疑問に感じる方もいらっしゃるかもしれません。 これは男性に女性同様のメイクを施すことをいうのではありません。
ご遺体は生体と違い、時間と共に死後変化が進行して行きます。
それを考慮し、男性の場合には保湿を行い、血色を補ったり、傷を隠したりすることで生前に近い状態にお戻しすることを目的とします。
女性の場合は、「自然なメイク」「しっかりメイク」等を相談して、保湿を行い、肌を整え、血色を補いながら生前にその方が好まれた雰囲気に少しでも近くなるよう、リップの色などを工夫しメイクをして差し上げたら良いと思います。
生前にメイクを好まれなかった方には、保湿と血色の補いだけでも十分です。
可能ならご家族の方と一緒にメイクをして、ご家族のグリーフケアに繋げて行くことも良いと思います。